巨人のユニフォームや記念ボールなど180点展示 元プロ野球選手「香田 勲男展」始まる《長崎》
元プロ野球選手の香田 勲男さんの功績を称える展示会が、出身地の東彼杵町で始まりました。
現役時代のユニフォームや記念ボールなどが並ぶ中「子どもたちが野球に興味を持ってくれたら」と期待を込めました。
東彼杵町の歴史民俗資料館で1日から始まった「香田 勲男展」。
オープニングセレモニーには、香田さん本人も参加し、喜びを語りました。
(香田 勲男さん)
「東彼杵町のまちおこしというか、みんなが明るくなったり元気になったらいいなという思い。家にあるものは全部持って行ってくださいという感じで、今は家の中は何もなくなってしまった」
東彼杵町出身の香田さんは、佐世保工業高校のエースとして全国高校野球選手権大会に出場。
プロ入り後は、巨人と近鉄で、通算67勝の成績を残しました。
中でも、1989年の日本シリーズでは2勝をあげ、巨人を日本一に導くとともに、優秀選手賞を受賞しました。
(香田 勲男さん)
展示会をすることによって、子どもたちが野球に興味を持ってくれたり、野球したいなという子どもたちが増えてくれたらという思い」
後援会の事務局長を務めていた藤田 安幸さん。
各地の球場に出向き、香田さんの活躍を見守ってきたそうです。
(藤田 安幸さん)
「背番号の48を応援に行くときに、全部で100枚ほど旗を渡して、球場で48番をなびかせる。ファンとして応援しに行ったと思い出す」
約180点が並ぶ展示会は、東彼杵町の歴史民俗資料館で、来月10日まで開かれています。