高級魚として知られる「ノドグロ」。2月20日、島根県浜田市の浜田第二中学校の3年生48人への卒業祝いとして給食のメインを飾りました。

この取り組みは、コロナ禍で暗いニュースが続く中、明るい話題を提供しようと3年前に島根県機船底曳網漁業連合会が企画。今年は、卒業を控えた島根県浜田市の小学6年生と中学3年生合わせて1000人に地元の魚に親しんでもらおうと、まるまる1尾・100グラムもある大ぶりなノドグロが提供されました。

中学生
「あんまり食べないのですごく貴重な体験だなと思いました」

そして、このノドグロの下処理を担当したのが浜田水産高校・食品流通課の1年生たち。1月、授業の一環でノドグロの“うろこ”を取ったり、内臓を取り除いたりしました。

高校生
「緊張したけど、頑張ってさばいた甲斐があったなって思いました」

中学生
「浜田も大好きですし、ノドグロも大好きですし、大人になっても浜田のお魚食べていきたいです」

「めっちゃおいしかったです」

Q:食べたことありましたか
「はい、1回か2回あったんですけど、久しぶりに食べられてよかったなって思いました」

地元のブランド魚を高校生たちが、丁寧に下処理した2月20日の給食。残り1か月を切った中学校生活の新たな思い出となりました。