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赤松も夏仕様で少しでも涼しく 足立美術館で夏の風物詩となっている赤松の剪定開始 島根県安来市

2024年7月18日 19:42
赤松も夏仕様で少しでも涼しく 足立美術館で夏の風物詩となっている赤松の剪定開始 島根県安来市

島根県安来市の足立美術館で7月18日から夏の風物詩となっている赤松の剪定(せんてい)が始まりました。

アメリカの日本庭園専門誌が選ぶ庭園ランキングで21年連続で1位に選ばれている安来市の足立美術館。約5万坪の広大な庭園には800本ほどの赤松が植えられていて庭園を象徴する樹木となっています。

18日は美術館専属の庭師7人が赤松にはしごをかけて登り枝をはさみで切り落としたり、古い松の葉を手で摘み落としたりしていきました。松の幹に残った古い皮を手ぼうきで丁寧にはがしていくと赤い幹の色が現われました。

庭園部 新田真一 庭園課長補佐
「少しでも透かさないと虫もついたり風通しも悪いので、いらない枝を切って剪定して、少しでも涼しく感じてもらえるように赤松も夏仕様にしているところです」

松の葉をすくことで夏空が見え、風に揺らぐ姿が涼しさを感じさせるということです。この赤松の剪定は9月下旬まで行われています。

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