一風変わった緑の桜「御衣黄」 100本以上の一風変わった桜の見頃はあと少し 島根県雲南市
“緑の桜”があるのはご存じでしょうか。島根県雲南市には、一風変わったこの桜を一目見ようと多くの人が訪れています。
淡い緑色の花を咲かせた桜は、八重桜の一種「御衣黄(ぎょいこう)」です。ソメイヨシノより1週間ほど遅く花を咲かせます。雲南市を流れる三刀屋川沿いには、100本以上の御衣黄が植えられていて、16日に満開を迎えました。3日たった4月19日は、花の中心が少しピンクに染まり始めていて、薄い緑色の桜が見られるのはあと少しのようです。それでも訪れた人は青空の下、花の写真を撮るなどして珍しい色の桜を堪能していました。
訪れた人
「兵庫県の加古川から来ました。この『御衣黄』見に、毎年来てるんです。ちょっと遅かったかな、ちょっとピンク色になってるので」
「(子供は)御衣黄デビューです。変わらないきれいさがここにはあって、三刀屋の自慢だなって思いました」
雲南市観光協会によりますと、今年は例年より1週間ほど遅い満開で、見頃は今週いっぱいだということです。