警察学校でオープンキャンパス 警察官の仕事への理解を深めるきっかけに 警察官の人材確保を目指す 鳥取県鳥取市
警察官の仕事への理解を深めてもらおうと鳥取市にある警察学校でオープンキャンパスが開かれました。8月7日に開かれたオープンキャンパスに参加したのは、警察への就職を考えている高校生とその保護者など約20人。参加者は、警察官の指導の下、犯罪現場で行われている鑑識作業を体験しました。
ブラシで特殊な粉を瓶に付けると―。残された指紋が浮かび上がりました。また、参加者は機動隊員から実際に使う装備品の紹介を受け、白バイの実演走行を間近で見学。隊員の滑らかな走行に、笑顔を見せる参加者も。パトカーや白バイにも乗車し、乗り心地を体感するなど警察の仕事への理解を深めていました。
参加者
「白バイ隊員になりたいと思ってるんで、そういうの見て、やっぱりかっこいいなって思って(警察官になりたいと)強く思いました」
「さっきやってみた鑑識とかすごい楽しかったので、仕事にできたらいいなって思いました」
鳥取県警 警務部 亀山晃 管理官
「イベントに出席していただいて、少しでも警察の魅力を感じていただければと考えております」
鳥取県警では、近年、警察官の採用試験の受験者数が減少傾向にあるため人材確保を目指し、今後もこうしたイベントを開催していくということです。