「日に日に島民からの声が挙がってきている」 松江市が導入を目指す「宿泊税」 隠岐郡の首町らが市長に課税免除を要望 島根県
島根県松江市が来年度からの導入を目指している「宿泊税」について、観光目的でない宿泊客への課税を免除するよう隠岐郡の首長らが上定市長に要望しました。
要望書を提出したのは、海士町の大江和彦町長など、隠岐町村会のメンバーです。宿泊客から1人1泊につき一律200円を徴収する松江市の「宿泊税」に対し、通院や部活動の遠征などで松江市内に宿泊する島民が多いとして、観光目的以外の人への課税免除を求めました。
海士町 大江和彦 海士町長
「日に日に島民からの声が挙がってきているのは事実です。どうか隠岐島の島民の方々に耳を傾けていただいて、色々なところで話し合いの場を設けていただけると大変ありがたい」
要望を受け上定市長は「島民の皆様の立場に立って検討を進めていく必要がある」とし、6月の検討委員会で議論していくと述べました。