300回目という大きな節目 コロナ禍の影響で4年半ぶりに鳥取県警察音楽隊22人によるコンサート開催 200人を超える観客がメロディーに酔いしれる
警察広報のため、県民に演奏を届けてきた鳥取県警察音楽隊。コロナ禍の影響で行われていなかった音楽隊によるコンサートが9月24日、4年半ぶりに鳥取県庁で開催されました。
鳥取県庁の講堂に続々と集まる人たち。24日、開かれたのはー。
鳥取県警察音楽隊 山根雅威 隊長
「鳥取県警察、プロムナードコンサート。帰って参りました。ありがとうございます」
※プロムナードコンサート:散歩にでも出かけるように気軽に見られる演奏会のこと。
鳥取県庁に響いたのは、鳥取県警察音楽隊22人によるコンサート。コロナ禍の影響で4年半ぶりの開催となりました。市民や県庁職員など、200人を超える観客がメロディーに酔いしれます。
人気刑事ドラマ「踊る大捜査線」のメドレーや、県警音楽隊の歩みを振り返り中島みゆきさんの「時代」などが演奏されました。300回目という大きな節目となった今回のコンサート。結成当初から参加する隊員も登場しー。
鳥取県警察音楽隊 トランペット担当 石賀浩明 隊員
「当時、苦労したなあと思いがあったんですけども、今回4年ぶりの開催に合わせまして当時の思いと重なるところがありまして感慨深いところがありました」
29年前、第1回のコンサートで演奏された「カーペンターズ・フォーエバー」を復刻して演奏する粋な演出がなされていました。
来客
「いろんな世代の人たちに親しまれている曲を演奏してもらって、楽しめました」
10年来のファン
「ずっとここの音楽隊は好きでね、追っかけをずっとしとるんですが、いつもほんとに素晴らしい」
鳥取県警察音楽隊 指揮担当 樽野直樹 隊員
「県民の方と警察をつなぐ架け橋としての役割を担っていけたらいいのかなと思ってます」
県民に親しまれ、そして信頼されるため発足した警察音楽隊。紡がれた思いを次世代につなぎ、これからもメロディーは響きます。