「いい塩梅で、ぽかぽかと」 松江の冬の風物詩・堀川遊覧船「こたつ船」運航開始 船の上で温まりながら季節の移り変わりを堪能 島根県松江市
島根県松江市の堀川で国宝・松江城などを巡る「こたつ」を乗せた遊覧船の運航が今年も始まりました。
松江の冬の風物詩・堀川遊覧船の「こたつ船」。船の中に置かれた3台のこたつには、船頭が自ら火を起こした豆炭が使われています。例年は11月中旬ごろに運航を始めるこたつ船ですが、今年は11月に入っても暖かい日が続き、例年より20日ほど遅く、12月1日に初日を迎えました。
12月3日も多くの観光客が利用し、船の上で温まりながら季節の移り変わりを感じる水の都・松江の景色を楽しんでいました。
観光客
「いい塩梅で、ぽかぽかと」
「ちょっと風が強かったときも、暖かいねって言いながら」
観光客(親子)
「こたつとゆったりした時間があって良かったです」
「あとからもう1回乗ろうと思って」
松江市観光振興公社 足立薫平さん
「これから冬のシーズンに入ってくるんですけど、寒い山陰ですけれどもコタツを準備していますので、観光客の皆さまにはぬくぬくとしながら松江の町を周遊していただけたらと」
豆炭のこたつで温まりながら、松江の景色を堪能する「こたつ船」。来年3月末まで運航する予定だということです。