車がいつ来るかわからないという意識で 保育園で警察官による交通安全教室 鳥取県鳥取市
9月21日から始まった秋の全国交通安全運動。9月25日、鳥取市の保育園で警察官による交通安全教室が開かれました。
9月25日は、鳥取市のもちがせ保育園で智頭警察署の警察官が1歳から6歳の園児など85人と横断歩道を渡るときの注意点を確認しました。
警察官
「歩道のないところの道路、どこ歩いたらいいかわかるかな?」
園児
「白い線のよこ!」
横断歩道を渡る前は車が走って来ないかを確認し、横断歩道の周りでは騒いだり走ったりしないことを教えてもらった園児たち。その後、保育園前の横断歩道で実践を行いました。
先生
「右を見て左を見て、もう一回右を見て手を挙げて、車来てない?」
園児
「きてない!」
先生
「じゃあ手を挙げて渡ろう!」
左右を確認したあとにしっかりと手を伸ばして歩いていることを周囲に知らせながら渡ることができました。
園児
「あぶないときに気を付けたいです」
Q.遠くに車いるって思ったらどうしたらいい?
「とまる!」
園児
「(横断歩道を)通ったらいいときと、いけんとき(それを)忘れとったとき思い出す」
智頭署管内での歩行者と車の事故は、今年1月から現在までに2件発生。そのうち、1件は保育園児が関係する事故でした。
鳥取県智頭警察署地域交通課 木村正 課長
「交通量が決して多い土地ではないですけど、車がいつ来るかわからないという意識は常に持っていただいて、左右の安全確認をして横断歩道を活用していただきたい」
智頭警察署は、引き続き交通安全の指導を行うということです。