相次ぐ特殊詐欺を防ぐ!鳥取県警と県内の25機関が共同宣言 2023年特殊詐欺被害は件数、被害額共に過去最悪 鳥取県
年々増加している特殊詐欺被害を防ぎます。鳥取県警と県内の金融機関が、特殊詐欺被害撲滅に取り組む共同宣言を行いました。
5月7日、鳥取市の鳥取銀行で行われた共同宣言。これは相次ぐ特殊詐欺を防ごうと、鳥取県警と県内25の機関が初めて行ったものです。共同宣言では、銀行のATMで利用者に声かけをすることや不正口座のモニタリングを強化することなど、5つの取り組みを実施していくことを確認しました。
鳥取銀行マネー・ローンダリング対策室 北中克典 室長
「私ども金融機関同士というのは営業面ではライバルではありますが、お客さんの、あるいは県民の資産を守るという面では共同で取り組めるのではないかと。そういう思いから一円でも一件でも被害をなくそう、減らそうとそういう思いからやっている」
鳥取県警によりますと、去年の特殊詐欺被害は件数、被害額共に過去最悪となっていて、今後も連携しながら被害防止の取り組みを行っていくとしています。
※2023年の特殊詐欺の被害件数件数:74件 被害額:3億3386万円