日本代表として戦ったトップアスリートによるホッケー教室 地元の小学生約80人が参加 「オリンピアンだからオーラが全然違いました」 島根県奥出雲町
トップアスリートが子供たちと交流です。ホッケーが盛んな島根県奥出雲町で2月6日、ホッケー教室が行われました。
2月6日、島根県奥出雲町の体育館で行われたのはホッケーの教室。地元の小学6年生約80人が参加し、スティックを使ってボールをゴールに運びます。この取り組みは、2030年に島根県で国民スポーツ大会が開催されるのを前に、子どもたちのスポーツ意欲を高めようと県が主催しています。講師として招かれたのは、島根県奥出雲町出身で現役ホッケー選手のセルリオ島根所属・膳棚大剛さん(30)とコカ・コーラレッドスパークス所属・錦織えみさん(31)です。
全国屈指のホッケー強豪校・横田高校がある島根県奥出雲町では、小学校の体育の授業でホッケーを学ぶなどホッケーが盛んな町として知られています。講師に招かれた2人も小学校の時からこの町でホッケーに触れて育ち、3年前に行われた東京オリンピックではそれぞれ日本代表として戦いました。2月6日はオリンピアンでもある2人が基本的なパス回しやドリブルなどを伝授。また、6対6で行われたミニゲームでは、巧みなテクニックを見せる場面もー。
錦織えみさん
「結構本気になってやってしまったところもあるんですけど、すごく楽しくみんなと一緒にできてよかったです」
児童
「難しかったけど、パスが意外と上手にできてうれしかったです」
「オリンピアンだからオーラが全然違いました」
「ホッケーはいつやっても楽しいので、またやる機会があったらまたやりたいです」
膳棚大剛さん
「素直な子が多いので、アドバイスしても受け入れてくれたりとかたくさんホッケーを続けてほしいです」
トップアスリートによるホッケー教室。普段の授業では味わえない貴重な体験となり、多くの子供たちが「スポーツの楽しさ」を感じたようでした。