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「一生懸命というか気持ちがこもっている」 全国の刑務所で受刑者が製作した作業製品を展示販売する「鳥取地区矯正展」開催 受刑者の社会復帰の一歩へ 売り上げの一部は犯罪被害者の支援に 鳥取県鳥取市

2024年9月23日 19:32
「一生懸命というか気持ちがこもっている」 全国の刑務所で受刑者が製作した作業製品を展示販売する「鳥取地区矯正展」開催 受刑者の社会復帰の一歩へ 売り上げの一部は犯罪被害者の支援に 鳥取県鳥取市

全国の刑務所で受刑者が製作した作業製品を展示販売する「鳥取地区矯正展」が鳥取市で開かれました。

模様が彩られた艶のある器に、全国で人気の洗濯石鹸。こうした日用品や家具の数々、実は刑務所に服役中の受刑者が製作したものです。受刑者の社会復帰に向けた活動を知ってもらおうと9月21日と22日の2日間、鳥取市で「矯正展」が開かれました。会場には全国40か所の施設から、約700種類、1万点に及ぶ製品が集合。このうち、鳥取市にある鳥取刑務所で作られた小銭ケースはデザインから受刑者が手掛けています。

鳥取刑務所 主席矯正処遇官 尾濱 看守長
「お客さまの手に届くようにというような願いを込めて気持ちを込めて受刑者が1つ1つ丁寧に作っていました」

ほとんどの作業が受刑者の手で行われているため、こうした展示販売は作り手の喜びを感じることができ、社会復帰への一歩につながるといいます。

会場を訪れた人はー。

来場者
「矯正展は以前も来たことがあるんですが、(以前は)靴を買った。今はどんなものが出てるかと思って、やっぱり家具はいいですね」

来場者
「一生懸命というか気持ちがこもっている。丁寧に仕上がっている感じを受けます」

鳥取刑務所 主席矯正処遇官 尾濱 看守長
「彼らは刑務所での生活が終わった後には、社会に戻っていくわけですので、その辺りを理解いただきたい」

会場には、2日間で約2500人が訪れました。展示販売の売り上げの一部は犯罪被害者の支援に使われるということです。

最終更新日:2024年9月23日 19:32
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