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パリ五輪出場に向けトップアスリートたちが出雲陸上で白熱 女子100mでは4人が大会記録を超える好タイムをマーク 島根県出雲市

2024年4月15日 19:00
パリ五輪出場に向けトップアスリートたちが出雲陸上で白熱 女子100mでは4人が大会記録を超える好タイムをマーク 島根県出雲市

陸上シーズンの幕開けとなる出雲陸上。4月14日、島根県出雲市でパリ五輪への出場を目指すトップアスリートたちが白熱したレースを展開しました。

最高気温26.2℃と6月中旬並みの気温となった14日の出雲市。日本のトップアスリートが出場する100m決勝はパリ五輪リレー種目の出場者を決める世界大会の選考レース。中でも女子100mは予選で4人が大会記録を超える好タイムをマークするなど接戦が期待されました。

そして、迎えた決勝。
東京五輪出場の鶴田玲美、去年の日本選手権優勝の君嶋亜梨沙など有力選手を抑え11秒59で優勝したのは6レーンの三浦愛華。三浦は予選で自己ベストを更新、出雲陸上は3連覇と、相性の良さを見せました。レース後、記者に世界リレーへの思いを聞かれるとー。

愛媛県競技力向上対策本部 三浦愛華 選手
「意識はしてたんですけどそれがプレッシャーになるとパフォーマンスにも影響するのでそんな意気込みでまず、でも勝ちたいなとは思っていました。このメンバーの中で無事に1位とれたのはすごく自信にもなるし、これからも頑張ろうと思えるので良かったかなと思います」

また今大会で期待の走りを見せたのは福岡大学1年の山形愛羽。成長著しい短距離界のホープは3位という成績にも悔しさをのぞかせました。

福岡大学 山形愛羽 選手
「目標の3位以内に入れたのは嬉しいんですけどやっぱり1位でゴールしたかったなって思います。まずは世界の舞台で戦える選手になることと、パリオリンピックの選手として走れるように頑張ります」

続いて行われた男子100m決勝。ロンドン五輪から3大会連続出場している飯塚翔太が3レーンで出場しました。1位から6位までのタイム差が0秒07という混戦を制したのは飯塚。今年6月で33歳を迎えるベテランが健在をアピールしました。

ミズノ 飯塚翔太 選手
「自分でもまだやれるっていう思いがあって、今日のレースは忘れて、明日からまた目の前の課題に向けてやるっていう形になります。でも本当に練習の成果が出たということで良かったです」

Q.今後の目標は?
「まず日本選手権優勝してオリンピックに出て思いっきり戦うことです」

出雲の地で輝いた選手たち。この中からパリ五輪で活躍する選手は現れるのでしょうか?世界リレーの代表選手は近日中に発表されます。

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