今年も残すところ、あとわずか。そこで今回はこの1年を振り返るデータ、「都道府県名と一緒に検索された言葉ランキング」を紹介します。

Googleが毎年発表しているもので島根県・鳥取県と一緒にどんな言葉がこの1年間、検索されたのか…

さっそく、島根県から見ていきます。

第2位は「知事選挙」。山陰両県で知事選挙が行われ、現職が当選。島根県は、現職と新人2人の三つ巴の戦いとなりました。

そして第1位は…「黄泉比良坂」です。全国放送のドキュメンタリー番組で話題になったための第1位と考えられるようですが、日本海テレビでも去年、取材をしていました。

松江市東出雲町にある小高い丘「黄泉比良坂」は、あの世とこの世をつなぐ場所と呼ばれていてます。ここに、2017年から設置されているのが、こちらのポスト。亡くなった人に思いを届ける「天国への手紙」を受け付けています。

毎年6月に手紙の炊き上げが行われていて、当初100通だった手紙は昨年 1200通、今年 1700通と年々増加。毎年、さまざまな思いを込めた手紙が天国へと届けられています。

たくさんの思いが託される場所。神話の国としての出雲の魅力が今後も広がりそうです。

続いて、鳥取県と一緒に検索された言葉、第3位は「かに吉」です。鳥取市にあるカニ料理の名店です。日本海テレビでも放送した「沸騰ワード10」などが話題となり、注目されたようです。

そして、第2位は「佐治町」です。今年8月に接近した台風7号で大きな被害を受けました。鳥取市佐治町では観測史上最大の降水となり、町のところどころで道路や橋が崩落。断水もしました。全国から心配の声が寄せられ、多く検索されたのだと思います。

そして第1位は「県議会議員選挙」。島根県では「知事選挙」がランクインしていましたが、鳥取県では「県議会議員選挙」が話題となりました。

また、知事と同姓同名の平井伸治元県議が注目されました。しかし当選したものの、2021年に新型コロナ関連の補助金をだまし取ったとして逮捕・起訴。議員を辞職し裁判では懲役3年6か月の実刑判決を受けました。

今回紹介したのは検索ワードからでしたが、振り返ると、今年も色々なことがあった1年となりました。