冷房を使わず蒸し暑い部屋で熱中症に… 鳥取砂丘で防災ヘリが出動… 山陰各地で猛暑に見舞われる
山陰の多くの地点で猛暑日となった7月26日ー。
大坪千成 記者
「午後2時の鳥取砂丘です。熱中症と見られる患者が消防の救急ヘリで搬送されようとしています」
記録的な猛暑に見舞われた山陰各地、鳥取砂丘では家族で砂丘を訪れていた男性が、顔が真っ青になり会話ができないほどの状態に。防災ヘリが出動する事態となりました。
一方、鳥取県境港市でも78歳の女性が熱中症で意識を失い、病院に搬送されています。蒸し暑い部屋で、冷房を使っていなかったということです。
米子市や鳥取市で37℃を超える気温を観測するなど、今年最高の暑さとなった山陰地方。鳥取・島根にある観測地点の半分以上で、今年の最高気温を記録しています。砂丘を訪れた人は、飲み物を片手に歩いたり、日傘やタオルで日差しをしのいだり、暑さ対策をしていました。
観光客
「暑すぎてやばいです」
「ファンヒーターみたいなこの温風は初めてでびっくりしました」
「死にそうなんで冷たいところに行かないと」
「一応水を持ってきました。それと冷感シート、後は根性です」
連日、厳しい暑さに見舞われている山陰地方。夏休みシーズンを安全に楽しむためにも、暑さ対策は欠かせません。