松江らしい景観を大切に… 松江城近くの高層マンション建設をきっかけに進む議論 最大で11か所を「眺望を守る視点場の候補」に 島根県松江市
島根県松江城周辺の景観を議論する委員会が1月30日に開かれ、街中から天守閣が見える、「視点場」について話し合いました。
島根県松江市では、松江城の近くに高層マンションが建設される事をきっかけに、松江らしい景観を守るため新たな基準を作ろうと話し合いが進められています。
松江市景観計画には、これまで松江城からの眺望を守る基準しかなく、松江市役所で行われた1月30日の委員会では、市内の代表的な場所から見える松江城の景観を守る「視点場」について議論しました。
委員会では、松江城築城にゆかりのある歴史的な場所や物語性のある堀、それに観光地など最大で11か所を「眺望を守る視点場の候補」とすることを決めました。松江市では、来年4月の景観計画見直しを目指していて、年度内に視点場の候補地を視察し、具体的な規制基準を決めていくことにしています。
最終更新日:2025年1月30日 18:54