大雪や吹雪で立ち往生を想定 ドライバー不在の時にはどうする? 青森県
冬の間大雪や吹雪で多くの車が立ち往生することに備えた訓練が八戸市で行われました。
訓練は青森河川国道事務所が毎年行っていて、今年は八戸防災ステーションにおよそ40人が集まりました。
大雪に見舞われた八戸市内の国道で大型車両が上り坂で立ち往生した想定で、参加者は現場をすばやく通行止めにして後続車両のドライバーにう回を促しました。
★安達直樹記者
「立ち往生した車の中にはドライバーがいません その対応を担当者が行っています」
災害対策基本法に基づき道路管理者は除雪作業を集中して進めるため、車両を排除する権限を行使します。
立ち往生で車線を防ぐ大型トラックも除雪車で移動させ迅速に対応していました。
★八戸国道出張所 新井昌規所長
「早めの冬タイヤへの交換をして備えていただいて、あとは大雪の報道が出た場合には不要不急の外出を回避していただだければと考えています」
青森河川国道事務所では訓練を重ねて、対応能力の向上や除雪体制の強化などを進めます。