「疲弊したミニシアターを復活させたい」独特のラインナップで愛される老舗映画館が改修工事へ支援呼びかけ 著名人からも応援メッセージ 青森県青森市
青森市の老舗映画館「シネマディクト」が開館から28年が経過し、老朽化した施設の改修に向けて動き出しています。
1997年にオープンした青森市の「シネマディクト」。
元は1954年に開館した「奈良屋劇場」で、現在の館主 谷田恵一さんが祖父・猷次郎さん、父・美津夫さんから受け継ぎいまのシネマディクトを作りました。
館内には150席と55席の2つの劇場しかありませんが、メジャー作品を扱わない独特のラインナップが特徴です。
一方、施設は電気系統や水回りを中心に老朽化が進んでいます。
イベントなどで使う1階のフロアは天井から水漏れしています。
経営はコロナ禍で客足が遠のき赤字が続いているため、今月から始めたのが…。
★シネマディクト 谷田恵一館主
「疲弊したミニシアターを復活させたいという思いで、シネマディクトとしてもクラウドファンディングを立ち上げることにしました」
目標金額は600万円。
むつ市出身の俳優・松山ケンイチさんたち著名人からも応援メッセージが寄せられています。
オリジナルのTシャツや手ぬぐいなどの返礼品も用意しました。
★シネマディクト 谷田 恵一館主
「無くなる前にみなさんに助けてもらって維持していきたい ぜひ協力をお願いしたい」
クラウドファンディングは4月7日まで受け付けています。