大雪で青森県知事が視察 市民は嘆願「買い物に行けない」 災害救助法 津軽地方10市町村に適用
宮下知事は大雪に見舞われた黒石市内の生活道路を視察しました。
市民からは…。
★黒石市民
「とにかく買い物にいけない」
「みんな困っているよ」
★宮下知事
「みんなで頑張っていきましょう」
黒石市では一時、最大積雪155センチに達し臨時の雪捨て場を開設するなど対応に追われています。
★青森放送 菅原厚 キャスター
「弘前市内の歩道には除雪で積み上げられた雪の壁が出来ています私の身長174センチをはるかに上回る壁 これ以上積み上がると危険なレベルです」
弘前市の県道石川土手町線では歩道との間に高い雪の壁ができ今後の降雪に備えた排雪が急務です。
★宮下知事
「今回は1月上旬でこの状況ですから排雪計画を思い切って前倒しして本格的な1月中旬から2月下旬までの降雪シーズンに備えるということが必要と考えている」
県は大雪に見舞われている津軽地方の10市町村に災害救助法を適用することを決めました。
対象となるのは青森市、弘前市、黒石市、五所川原市、平川市、藤崎町、大鰐町、板柳町、鶴田町、田舎館村です。
★宮下知事
「先手の対応として災害救助法(の適用)を決定した これによって県 市町村 国による速やかな対応により県民の皆様への支援がより一層強化されることに期待しています」
適用により倒壊の恐れがある家屋の除雪の経費などについて国からの支援が受けられるようになります。
雪によって県内で災害救助法が適用されるのは2012年以来13年ぶりです。