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「会社を潰そうとしてきた」証人として出廷した元運送会社代表が犯行計画の動機語る 血痕を“墨汁”で隠す指示も 青森県七戸町・土中遺体遺棄事件

2025年1月20日 21:00
「会社を潰そうとしてきた」証人として出廷した元運送会社代表が犯行計画の動機語る 血痕を“墨汁”で隠す指示も 青森県七戸町・土中遺体遺棄事件

去年七戸町で男性の遺体を遺棄した罪に問われている男の裁判で、犯行を計画したとされる元運送会社代表の被告が初めて証人として出廷し、動機について「被害者が会社を潰そうとしてきた」などと述べました。

六戸町の無職 原子豊被告55歳は去年1月元運送会社代表の十枝内伸一郎被告たちと共謀し、元従業員の谷名幸児さん54歳の遺体が入ったプラスチック容器を七戸町の土場に埋めた死体遺棄などの罪に問われています。
きょうの審理で犯行を計画したとされる十枝内被告が証人として初めて出廷しました。
そして犯行の経緯について「谷名が県に十枝内運輸が埋め立て工事で不法投棄をしていると報告し、会社を潰そうとした」「会う度に因縁をつけてきた」などと動機を話しました。
また谷名さんを連れ去った1月7日に原子被告に墨汁を買うよう指示し、谷名さんに暴行を加えた自宅周辺で血痕を墨汁で隠すように指示したことを明らかにしました。
一方、原子被告は「遺体を運んだ認識がない」として無罪を主張していますが、十枝内被告は「先に穴を掘っておくから遺体が入った容器を持ってくるよう指示した」と証言しました。

最終更新日:2025年1月20日 21:00
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