ウラン濃縮工場 管理区域内の除染室で基準を一時的に超過した汚染を確認 日本原燃
日本原燃によりますと、1月20日午前9時43分、ウラン濃縮工場で工場内輸送用の中間製品容器を洗うための除染室(管理区域内)において、作業前確認を行っていた協力会社社員が、洗缶廃水貯槽の上蓋に液体痕を確認しました。
10時45分に現場のサーベイを行ったところ、保安規定で定める管理区域内の基準※を超えていたということです。
その後、午後1時54分にウエス(紙タオル)による拭き取りで管理区域内の基準以下への除染が完了したことから、一時的な超過と判断しました。
本事象による周辺環境への影響はないということです。
※管理区域内の基準と検出値
α線を放出する放射性物質の基準0.4 Bq/㎠に対し、16.4 Bq/㎠
α線を放出しない放射性物質の基準4.0 Bq/㎠に対し、7.0 Bq/㎠
最終更新日:2025年1月21日 16:42