ICTを活用しゲーム感覚で安全に重機の操縦を体験できる授業が五所川原市の高校で始まりました。

土砂の掘削などを行う油圧ショベルのひとつ「バックホー」のシミュレータを活用した授業は、五所川原農林高校で国が指定する高校DX加速化推進事業の一環として始まりました。
環境土木科2年の6人が実物を再現したコントローラーを操作し、土や岩を掘り起こす作業を体験しました。
これまで安全上生徒たちに重機本体を操縦をさせることはできませんでしたが、シミュレータで練習を積み来年度からは実際に重機を使って授業を行う予定です。

★五所川原農林高校の生徒
「操作が難しかったです」
「実際に操作するときのためにも練習を重ねていきたいと思います」

★五所川原農林高校　鳴海智也 農場長
「安全に実習に取り組めるというのもありますし、こういったデジタル技術を活用していろんな事が解決できると生徒に知ってもらいたくて教材を導入しました」

県内では今年度12校が国の高校DX加速化推進事業に指定され、ICTを活用した授業に取り組んでいます。