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米軍三沢基地周辺 国指針の約15倍のPFAS検出 これまでの調査で最高値も

2025年1月22日 13:32
米軍三沢基地周辺 国指針の約15倍のPFAS検出 これまでの調査で最高値も

アメリカ軍三沢基地の周辺にあるため池などで有機フッ素化合物PFASの調査結果が公表されました。
依然として国の指針を上回り、5か所で過去1番高い数値を示しました。

PFASの水質調査は国と県それに三沢市がアメリカ軍三沢基地に隣接しているため池など7か所で定期的に実施していて、きょう先月の結果を公表しました。
調査の結果三沢基地の東側に隣接する五川目堤で1リットルあたり760ナノグラムと国の指針のおよそ15倍の濃度が検出され、これまでに実施した4回のうち1番高い数値を示しました。
PFASは有機フッ素化合物のうち人工的に作られたフッ素が多い化合物で健康被害が懸念されていて、アメリカ軍の基地周辺の自治体など全国的にも問題視されています。
今回の調査では三沢基地西側の天狗森ため池の排水溝でも、国の指針の3.6倍にあたる1リットルあたり180ナノグラムが検出されていて、ここでも過去の調査で1番高い数値になりました。
ほかの3か所でも数値がこれまでで1番高くなっていて、三沢市は今後も調査を継続し数値を確認していくとしてます。
次回の調査はことし5月に実施する予定です。

最終更新日:2025年1月22日 20:33
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