×

SNSで好意もった男の「口座凍結の解除」名目…20歳代女性が約150万円被害

2025年2月4日 21:28
SNSで好意もった男の「口座凍結の解除」名目…20歳代女性が約150万円被害

青森県内に住む20歳代の女性がおよそ150万円をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺の被害にあいました。
黒石警察署によりますと、女性は去年12月27日にインスタグラムを通じて知り合ったLINEアカウント「kim」にやりとりを経て恋愛感情を抱くようになりました。
kimから「スマートフォンのゲームで課金したい」「後でお金は返す」と言われた女性は12月31日から先月5日までの間に、あわせておよそ7万円相当のアップルギフトカードの利用権コードをkimに伝えました。

その後さらに「口座が凍結されていて支払いができない」「口座凍結の解除を手伝って欲しい」などと言われ、kimの指示に従いインターネットの銀行口座を開設しました。
口座開設後にインターネット銀行の職員を名乗る人から電子メールで「kimの口座凍結を解除するためや当社からメールを受け取るために現金を振り込む必要がある」などと説明され、先月14日から20日までに4回にわたり現金あわせて147万5000円を指定された口座に振り込みました。
その後、kimと銀行職員から、口座をアップグレードするための費用を要求されたため、不審に思った女性がインターネットで調べたところ、同様の詐欺の手口があることを知り、被害に気づいたということです。

黒石警察署はSNSで知り合い親密になった人物が「困っている」などと金銭を要求するのは詐欺だとし、「怪しい」と思ったら1人で対応せず最寄りの警察署などに相談してほしいと呼びかけています。

最終更新日:2025年2月4日 21:28
    青森放送のニュース