大雪を受け県は津軽地方のりんご園の被害状況を調査しました。
現段階では枝折れ被害などが全体の15パーセントで確認されました。

これは県議会の一般質問で自民党の大澤議員の質問に県が答えました。

★県農林水産部　成田澄人部長
「幹の裂開や3割以上の枝折れがある被害樹が全体の15パーセント程度確認されています」

調査は先月25日県が津軽地方12市町村で行いました。
36地点を独自に調査したところりんごの木570本のうち15パーセントで幹が裂けたり太い枝が折れる大きな被害が確認されました。
このうち4％は収穫量が半分に減るほどの深刻な被害でした。
残りの11％は傷んだ部分を修繕することで回復が見込まれるということです。
一方、高密植栽培の木は小さく、まだ雪に埋もれているため被害状況は確認できていません。

★宮下知事
「今後は国による支援の動きも見定めながら被害に遭われた生産者の皆様の再生産のための支援策について今定例会の会期中における補正予算対応も含め検討していきます」

宮下知事は追加の支援策を検討していると説明しました。