青森ねぶた祭開幕日のきょう青森でも梅雨明けが発表されました。夏祭り本番を迎えた県内には大勢の観光客が訪れています。

青森市では朝から青空が広がり、港には祭開幕に合わせて豪華客船が入港。駅前ビーチでは海に入る子どもたちの姿も。ラッセランドは多くの観光客でにぎわっています。

★愛媛から「（ねぶた）初めてです　2019年から計画してたんですよコロナ禍で来れなくて5年ぶりかなやっと念願がかなって」

気象台はきょう東北北部の梅雨明けを発表。いつもの年より5日遅く去年より11日遅い梅雨明けです。ねぶたガイド隊は朝から大忙しです。

ねぶたに合わせて臨時のキャンプ場もオープン。仮設のトイレと流し台などがあるキャンプ場は予約不要で無料で使うことができ、ハネト姿でバイクにのり祭りに向かう「ハネトライダー」の聖地となっています。 日中はグループの枠を超えて流しそうめんを楽しむ姿も見られました。

★車中泊で東京から
「ホテルだと地元のかたとの交流は難しいですがここは地元の方と全国の方と話しながら交流できるのが魅力」

★自転車で大阪から日本一周中
「（青森ねぶた祭は）誰でも参加できるのが興味深くてなかなかそういう祭りは少ない　知らない人たちとはじけたい」

国の重要無形民俗文化財弘前ねぷたまつりがきのう夜開幕し、初日は参加66団体のうち35団体が出陣しました。正面の鏡絵には中国の三国志や水滸伝、それに日本の戦国武将などが色鮮やかに描かれています。ヤーヤドーのかけ声が響き渡るなか勇壮な武者絵が中心街を練り歩き沿道からは盛んな拍手が送られていました。

★地元の人
「良いですよねやっぱりじゃわめぎます」「やっぱり夏が来たという感じです」

★青森市から
「お囃子が1つ1つが個性があって動き方も違っていて絵も全然違うしすべてが個性的でおもしろいと思いました」

弘前ねぷたまつりは今月7日まで開かれ最終日の夜には岩木川河川敷でねぷたを燃やす「なぬかびおくり」が行われます。

八戸三社大祭は中日のきょうおよそ200年前の藩政時代から伝わる「加賀美流騎馬打毬」が行われました。素襖袴に紅白の襷をかけた騎馬武者6人が紅白に分かれて毬を奪い合います。馬を操って敵をかわしながら激しい攻防を見せていました。

★観客
「すごい迫力あって楽しそうだな　おもしろそうだな　すごい伝統がある行事なんだとあらためて思いました」

八戸三社大祭はあす3日の「お還り」と4日の「後夜祭」で幕を閉じます。