りんご農家の高齢化などで管理が行われていない「放任園」です。
弘前市で新しく63ヘクタールの放任園が確認され、放任園ゼロに向けた新しい計画の策定が求められています。

新しく確認された放任園は弘前市議会の一般質問で佐藤議員の質問に対し市が明らかにしました。

★弘前市農林部　森岡欽吾部長
「周辺園地に重大な影響を及ぼす恐れのある手つかずの放任園は11月末現在の速報値で約63ヘクタールとなっており、さらなる発生防止対策を検討・実施してまいりたいと考えております」

市内のりんご放任園は去年11月末時点でおよそ57ヘクタールとなっていて、今年度から3年間でゼロにすると宣言し伐採事業を進めています。
このうち市が伐採した分と持ち主が自分で解消した分を除くと、残りはあとおよそ24ヘクタールとなっていて来年度中に解消する予定でした。
しかし今年度の調査で新しくおよそ63ヘクタールのりんご放任園が確認されたということです。
市は新しく確認された放任園の解消に向けた事業計画を新年度予算に合わせて提出したいとしています。