青森県の教育改革へ提言 場所を問わず同じ授業を共有できる仕組みづくりを
県の教育改革を議論する有識者会議が、オンライン学習の配信センター設置など人口減少を踏まえた教育政策を宮下知事に提言しました。
有識者会議の議長、大谷知事参与は今年度8回開催した会議や、県外への事例調査の結果を取りまとめた提言書について、宮下知事に説明しました。
提言書では人口減少が進む一方、学びの多様性を確保するため県内にオンライン学習の配信センターを置き、場所を問わず同じ授業を共有できる仕組みづくりを盛り込みました。また高校入試の内申書について、部活動や出欠日数を記載する欄の見直しや簡略化などを提言しました。
★大谷真樹 知事参与
「(オンライン学習配信センターは)あくまでもイメージですけど、拠点となる配信機能が青森市とかにあって、地方の高校中学校もあってもいいと思いますけど、いろんなコンテンツを共有できる仕組み」
宮下知事は今回の提言を教育委員会と共有し、実現に向けた支援をしていくとしました。
最終更新日:2024年11月28日 17:42