春と秋の数日間だけ 藩政時代の庭園が一般公開 青森県八戸市
藩政時代の庭園「八戸南部氏庭園」では秋の一般公開が始まりました。
八戸南部氏庭園は春と秋に数日間一般公開されていて、今年も秋の公開が始まりました。
広さ5500平方メートルの庭園は、薩摩藩の島津家から第9代八戸藩主として迎えられた信順公が故郷を懐かしんで1847年に造りました。
水を使わずに海や川などを表現する「枯山水」の庭や、巧みに配置された燈籠など落ち着いたたたずまいが広がります。
ことしは冷え込みがまだ緩いためか、1000本あまりが植えられているドウダンツツジなど木々の色づきは始まったばかり。
それでも秋の装いを始めた庭園の趣きに散策に訪れた人たちが楽しんでいました。
★訪れた人
「木の緑のこの美しさというか そういうのを感じますね」
秋の一般公開は、今年は期間を延ばし今月31日まで行われます。