「復旧のスピードを速めていく」青森県独自のドローン調査隊“ABBs(あおもりブルービー)”結成! 3D分析で復旧につなげる
災害の情報収集を行うため県はドローンの操縦資格を持つ職員で構成する調査隊を結成し、初めての訓練を行いました。
きょう付けで発足した県のドローン調査隊。
その名は…。
★「ABBs(あおもりブルービー)」
「青いユニフォームの働きバチ」という意味を持つこのチームは、ドローン操縦の国家資格を持つ県職員10人で結成されました。
初めての訓練では県庁を対策本部と想定し、八戸市と鰺ヶ沢町でドローンを飛ばして映像を共有しました。
ドローンを活用すれば被災地の状況を空からリアルタイムで把握できます。
★あおもりブルービー 高杉 隆太 隊長
「平常時から操作に慣れてどのような形の地形インフラなのかを把握して、そのあたりを訓練しながら災害時にすぐに行動できるようにしたい」
県がいま4機所有する高性能ドローンは3D測量も可能で、災害後の地形変化を分析し速やかな復旧につなげることができます。
★宮下知事
「災害時はスピード感が求められる現場に急行して、被害の状況をすぐに対策本部や自治体が把握できるようにすることが一つ 復旧もスピード感が必要 3D画像等を生かして復旧のスピードを速めていくことが求められていること」
県は新年度高性能ドローンを4から7機に増やし、一般用ドローンと合わせて26機体制にします。
調査隊のメンバーも20人に増やす方針です。