青森出身監督が快挙!水尻自子監督(十和田市出身)ベルリン国際映画祭“銀熊賞”受賞に兄も喜び「小さい時からの夢をかなえた」 横浜聡子監督(青森市出身)も特別表彰
世界三大映画祭の一つベルリン国際映画祭の短編部門で快挙です。十和田市出身の水尻自子監督のアニメ「普通の生活」が最高賞に次ぐ審査員賞の「銀熊賞」を受賞しました。
ベネチアやカンヌと並ぶ世界三大映画祭の一つベルリン国際映画祭の授賞式が日本時間のきのう未明に行われました。
★「ヨリコ ミズシリ」
短編部門では十和田市出身の水尻自子監督のアニメ「普通の生活」が、最高賞に次ぐ審査員賞の「銀熊賞」に輝きました。
★十和田市出身 水尻自子監督
「賞を頂きありがとうございます 明確な物語やせりふもない感覚的な作品で、このような賞を頂けたこと本当に光栄に思っています」
短編部門の銀熊賞を日本人の監督が授賞したのは2012年以来の快挙です。
受賞した「普通の生活」は、女性の装いの人物が指先で「スシ」や犬の口に触れたり、飛んできたポリ袋が髪をかすめたりすることを淡い色彩で描きました。
★十和田市出身 水尻自子監督
「どの『普通』のなかにも感触を感じることができる体肉体を持って生きてることは共通していて、そのなかでの感触的な心地良さとか不思議さを表現したアニメーション作品です」
受賞を受けて兄の和幸さんは…。
★兄 水尻和幸さん
「小さい時からの夢をかなえたので妹はすごいなと思っております」
「自分を信じてまた新たな夢に向かってほしい」
一方、子供向けの作品を集めた「ジェネレーションKプラス」部門では青森市出身の横浜聡子監督の「海辺へ行く道」が国際審査員の特別表彰を受けました。