労災事故防止へ愛媛労働局が建設現場をパトロール 墜落防止対策などを重点的に確認
労災事故の防止などが目的の「全国安全週間」を前に、建設現場での安全を確認するパトロールが行われました。
パトロールを行ったのは、愛媛労働局の小宮山弘樹局長ら5人です。
きょう伊予銀行新南館の建設現場を訪れた5人は、施工業者から安全管理や熱中症対策について説明を受けた後、現場を見回りました。
この活動は来月、安全意識の向上などを目的としたキャンペーンが全国で始まるのを前に行われたもので、小宮山局長らは墜落防止対策などを重点的に確認しました。
愛媛労働局 小宮山弘樹局長 :
「労働災害防止対策に取り組んでいただきたいなという風に考えております」
愛媛労働局によると去年、県内の建設現場では5人が労働災害で亡くなっていて、このうち4人が墜落・転落事故によるものだったということです。