西日本豪雨きっかけに被災地・野村町の新たな魅力発信 学生が土産物を企画制作
西日本豪雨の教訓を胸に、被災地では大学生が奮闘しています。
お披露目されたのは、まちの新たな土産物です。愛媛県西予市野村町で開かれたお披露目会には、地元住民およそ20人が参加しました。
西日本豪雨の浸水被害によって廃業した酒蔵跡でこの日、愛媛大学の学生がお披露目したのは…
愛媛大学社会 共創学部2年 市原ほのかさん:
「いま野村がどんどん明るく復興していってるっていう姿を、 このお土産を通して伝えることができると感じます」
力士がデザインされたクッキーなど、学生が企画したまちの新たな土産物候補、5種類です。西日本豪雨をきっかけに、野村町の新たな魅力を発信しようと製作されたもので、この日は試食も行われ、住民による投票の結果、地元のサツマイモと牛乳を使った加工品を商品化することになりました。
野村高校男子学生:
「野村を代表する有名なお土産になってくれたら いいと思います」
女性住民:
「野村の活性化につながっていくと思いますので、 とてもいいことだと思う」
この商品は、年内の販売開始を目指しています。