「忘れてはいけない、語り継がなければ…」 西日豪雨から6年 各地で追悼の祈り
愛媛県内で33人が亡くなった西日本豪雨から6年を迎え、各地で追悼の祈りが捧げられました。
肱川が氾濫し、5人の住民が犠牲となった西予市野村町では、管家一夫市長らが防災広場「どすこいパーク」の復興祈念碑に向かって黙とうしました。
復興祈念碑には、住民が次々と献花に訪れ、6年の歳月を振り返りながら祈りを捧げました。
このうち、夫婦で献花に訪れた住民男性は、「6年経ったんかなあという感じ。まだまだ癒されてない気持ちもある。豪雨災害を忘れてはいけない、語り継がなくてはいけないという思いでいっぱいです」と語りました。
災害関連死を含め5人が亡くなった大洲市では、防災行政無線で市民に黙とうが呼びかけられました。
また、市役所に献花台が設けられ、二宮隆久市長らが花を手向け、犠牲者を悼んでいました。
愛媛県によると、西日本豪雨では県内6つの市と町で33人が亡くなっています。