ミカンの本格的な出荷シーズン到来です。

6日朝、東京・大田市場では愛媛の主力産地JAにしうわの早生温州ミカンの初競りが行われました。

初競りを前に行われた愛媛ミカンをPRするセレモニーでは、愛媛みかん大使が市場関係者にミカンを配り今年の出来をPRしました。

9月以降の高気温と少雨の影響で小玉傾向ではあるものの、この4、5年で最も甘い仕上がりになっているという今年の愛媛ミカン。

6日朝の競りで最も高い値がついたのが、JAにしうわの高級ブランド「日の丸みかん」です。

中でも、桐箱5段に精選された210個が詰められた最高級品は、3年連続して150万円で落札されました。

1個当たりにすると、およそ7140円。東京に本社を置く老舗スーパー・明治屋が競り落としたということです。

6日の取り引きの平均価格は1キロあたり358円と去年より26円高く、こちらも過去最高値を更新し、上々のスタートとなりました。

JAにしうわによると、今シーズンは表年の傾向で管内全体の温州ミカンの出荷量は去年より4000トンあまり多い3万1500トンを見込んでいて、売り上げは6年連続の100億円突破を目指してます。