香川県の養鶏場で鳥インフル確認 愛媛県内の養鶏場で緊急消毒実施へ
香川県の養鶏場で、ニワトリが鳥インフルエンザに感染したことが確認されました。
愛媛県は緊急会議を開き、県内の養鶏場で消毒作業を行うことを決めました。
きょう県庁で行われた緊急防疫会議には、県の畜産課や家畜保健衛生所の職員らが出席しました。
県畜産課 河野博典課長:
「本県での発生リスクが非常に高まっていることを再度認識いただき、高い緊張感を持って今後の予防対策にあたってもらいたい」
この会議は、けさ香川県の西部・三豊市の養鶏場で、複数の死んだニワトリから高原性とみられる鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて開かれました。
県によりますと、現在のところ、県内すべての養鶏場のニワトリに異常は見られていないということです。
一方で県内で100羽以上のニワトリなどを飼育する全ての養鶏場に消石灰を配布し、来週13日にも緊急消毒を行う予定です。
2021年度には県内で初めてとなる鳥インフルエンザの感染事例が、東予地方で発生しています。