松山市の土砂崩れ 落石防止の土のう積み作業が12日頃までに完了の見通し
土砂崩れ現場で行われている土のう積みの作業が来週にも完了する見通しです。
先月12日に松山城の城山で発生した土砂崩れの現場では、県が管理する砂防施設の応急復旧工事が進められています。
落石や小規模な土砂の崩落を防ぐなど、二次被害防止のために現在行われているおよそ500袋の土のうを積む作業について、中村知事はきょうの定例会見で来週12日頃までに完了する見込みであるとしました。
一方、現場周辺の20世帯、33人に対して出ている避難指示が解除となる見込みについては…
中村知事:
「松山市長が現地の状況等を確認したうえで判断するということになっています」
そのうえで、県と松山市がそれぞれ担当する応急復旧工事については「市と一層連携しながら進めていきない」などと話しました。
一方、松山市災害対策本部は「避難指示解除の見込みは立っていない」としています。