松山-釜山線 搭乗率好調で10月から週6便に増便へ
松山空港と韓国・釜山を結ぶ直行便が、10月から週6便へ増便されることになりました。
これはきょうの定例会見で中村知事が明らかにしました。
県によりますと、去年秋の就航以来、韓国のLCC・エアプサンが運航する松山-釜山線の平均搭乗率は約85%と好調を維持しています。
エアプサンはこれらの状況を受けて、冬ダイヤとなる10月27日から現在週3便の釜山線を月曜日を除く週6便に増便するということです。
いよぎん地域経済研究センターは、釜山線が週6便に増便された場合の県内への経済波及効果は、週3便と比べて約10億円増えた25億7500万円にのぼると試算しています。
一方、中村知事は、県内から釜山線を利用するアウトバウンド客は2割に留まっていることが課題だとして、県のパスポート取得応援事業も活用しながら若年層の積極的な利用を呼び掛けていました。
※県のパスポート取得応援事業
愛媛県内在住の13歳以上25歳以下で、パスポートを新規取得又は更新される人が対象。松山空港国際線(ソウル線・釜山線・台北線)を利用する海外旅行商品を最大8000円割引する。