親元で暮らせない子どもは約500人 松山市に民間の「里親支援センター」開設 愛媛
親元で暮らせない子どもと里親をつなぐためのサポートを行う民間の支援センターがきょう、愛媛県松山市に開設しました。
きょう開設したのは、松山市久万ノ台の「えひめ里親サポートセンターコイノニア」と平和通の「里親支援センター子どもリエゾン」です。
「里親支援センター」は、今年4月の改正児童福祉法の施行を受け全国各地で設置が進んでいて、県内で民間団体の里親支援センターの設置は今回が初めてです。
支援センターは児童相談所と連携し、里親への研修や子どもとのマッチングなどを行います。
県によると、県内では親の病気や離婚などの事情で現在、およそ500人の子どもが乳児院や児童養護施設で生活していて、今回の里親支援センターは、子ども達にとって身近な乳児院などを運営する民間団体に委託したということです。
里親支援センターは平日の午前9時から午後5時まで、里親に関する問い合わせや相談を受け付けます。