カーブミラー倒れ小学生けがの事故受け 愛媛県管理のミラーや道路標識を一斉点検 88基が倒壊の恐れ
先月、新居浜市でカーブミラーが倒れ小学生がけがをした事故を受けて、県は管理する道路に設置されている全てのカーブミラーや道路標識などの一斉点検を行いました。その結果、88基が倒壊の恐れがあり交換する事になりました。
先月17日からの一斉点検は、先月5日に新居浜市宇高町の市道でカーブミラーが倒れ、男子児童がケガをしたことを受けて行われました。県の管理道路に設置されている2万2400あまりのカーブミラーや道路標識などを職員らが確認したということです。
点検の結果、カーブミラー63基、道路標識など25基の、あわせて88基が支柱の根元に大きな穴があいていることなどで、倒壊の恐れがあると判断されました。
また、サビが発生するなど、修繕が必要なものも368基あったということです。
県は、倒壊の恐れがある88基について、今月中旬までをめどに撤去し、新しいものに交換する予定で「引き続き適切な維持管理で、道路利用の安心安全確保に努めていきたい」としています。