世界初!「あおさ」の“陸上養殖”拠点が西予市に誕生へ 試験養殖すすめる「マルコメ」が整備
味噌汁の具材としても知られる「あおさ」を、世界で初めて陸上養殖する拠点が愛媛県西予市に誕生します。
きょうは県庁で、「あおさ」の開発拠点の設置に関する記者発表が行われ、中村知事と西予市の管家市長が出席しました。
中村知事:
「マルコメさんという会社は皆さんご存じだと思います。あおさの陸上試験養殖を研究したいということで、四国のどこかを探しているという情報が県に入りました」
西予市明浜町に世界で初めて「あおさ」を陸上で養殖する開発拠点を整備するのは、長野県本社の味噌メーカー「マルコメ」です。
マルコメは徳島文理大学などと連携して、5年前から西予市であおさの試験養殖を開始。安定的な供給が見込めたことから、常設の開発拠点を整備することになりました。
マルコメは今年9月の操業開始を目指していて、2027年には480基のタンクの整備を完了させて年間14トンのあおさを生産していくということです。