松山市消防局の去年1年間の「救急出動」統計開始以来最多 17人に1人が搬送の計算
松山市消防局が去年1年間の出動件数などをまとめました。「救急出動」は統計が残る過去61年間で最多となっています。
松山市消防局によりますと、市内で去年1年間に発生した火災は110件で、前の年と比べて6件減少しました。
出火原因は、「こんろ」が16件で最も多く「たばこ」11件、「たき火」、「電気機器」がともに10件と続きます。
一方、救急出動は増加傾向で、3万1543件と前の年から1500件あまり増加し、統計を開始した1963年以降の61年間で最多となりました。
16分43秒に1回の割合で救急車が出動し、市民の17人に1人が搬送されたことになるということです。
松山市消防局は「救急車を呼ぶべきか、判断に迷う場合はえひめ救急電話相談『♯7119』を活用してほしい」と呼び掛けています。