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贋作か 県立美術館が28年前に1800万円で購入した絵画 専門家による科学分析調査【高知】

2024年11月19日 18:49
贋作か 県立美術館が28年前に1800万円で購入した絵画 専門家による科学分析調査【高知】
高知県立美術館が28年前に1800万円で購入し贋作の疑いが持たれている絵画について、贋作かどうかを調べる専門家による科学分析調査が行われました。

贋作の疑いが持たれているのは、ドイツの画家ハインリヒ・カンペンドンクの作品とされる「少女と白鳥」で、高知県立美術館が1996年に1800万円で購入しました。
11月19日は美術作品の保存修復に携わる京都大学大学院の田口かおり准教授など5人がエックス線検査機を使って科学分析調査を行いました。

この調査は、この作品がドイツの天才贋作師と呼ばれるヴォルフガング・ベルトラッキ氏によるものではないかという情報を徳島の近代美術館から受け11月18日から始まったもので、作品に使用されている絵の具の成分をエックス線を照射し分析し19日までの2日間で得たデータから制作した時期に関わる情報などを詳しく解析するということです。

調査結果は早ければ年度内に発表するとしています。
最終更新日:2024年11月19日 18:49
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