高知県四万十市の幡多農業高校・馬術部の厩舎の火事から1年が経ち、2月24日に慰霊祭が行われました。

幡多農業高校では去年2月、馬術部の平屋建ての厩舎を全焼する火事があり、馬3頭が死にました。

去年末、馬術部の活動場所の近くには3頭の名前と「ありがとう、そして安らかに」というメッセージが添えられた慰霊碑が立てられ、慰霊碑までの通路には3頭の蹄鉄が置かれました。火事からちょうど1年となる24日に慰霊祭が行われ、馬術部員や学校関係者など約40人が参加。馬術部の斉藤涼平キャプテンなどが玉串を捧げました。

■幡多農馬術部 斉藤涼平キャプテン
「一番最初に乗ったのも、一番最初に障害を飛んだのも、この3頭だったので感謝しかない。3頭に今までたくさんのことを教えてきてもらったので、それをしっかり自分の教訓として心に秘めながら自分らしく過ごしていきたい」

馬術部員たちは死んだ3頭の思い出を胸に更なる活躍を誓っていました。