相次ぐ教員の不祥事 根絶に向けて教育関係者が緊急の会議【高知】
高知県内では教員による不祥事が相次ぎ、懲戒処分を受けた教員は10人にのぼっています。それを受け1月24日、県内の教育関係者が緊急の会議を開き不祥事の根絶に向けて今後の取り組みを共有しました。
県教育委員会は22日、盗撮で逮捕された小学校の教員と生徒にキスをした高校の教員をどちらも懲戒免職とするなど、不祥事3件を発表しました。懲戒処分を受けた教員は今年度10人にのぼり、昨年度も10人と2年連続2桁となっています。
相次ぐ不祥事を受けて行われた会議には、県や市町村の教育委員会と県立学校の校長など約80人が参加。
会議の冒頭、県の長岡幹泰教育長は、今年度懲戒処分を受けた教員10人のうち6人がわいせつ事案での処分だったとして、危機感を訴えました。
会議では不祥事の根絶に向けて今後の取り組みが示されました。
不祥事を防ぐための先進的な取り組み事例をすべての公立校に周知していくほか、県の教員育成指標に不祥事防止を明確に位置付け、過去の事例を自分ごととして捉える演習を加えるなど、教員研修のプログラムを強化していくということです。そのうえで長岡教育長は出席した校長などに対し、今回示した不祥事防止の取り組みについてすべての教員と共有するよう指示しました。
また県教委は今年度をめどに、不祥事を起こした際に考えられる自身や家族・児童・生徒への具体的な影響を示したリーフレットを新たに作成するということです。
県教育委員会は22日、盗撮で逮捕された小学校の教員と生徒にキスをした高校の教員をどちらも懲戒免職とするなど、不祥事3件を発表しました。懲戒処分を受けた教員は今年度10人にのぼり、昨年度も10人と2年連続2桁となっています。
相次ぐ不祥事を受けて行われた会議には、県や市町村の教育委員会と県立学校の校長など約80人が参加。
会議の冒頭、県の長岡幹泰教育長は、今年度懲戒処分を受けた教員10人のうち6人がわいせつ事案での処分だったとして、危機感を訴えました。
会議では不祥事の根絶に向けて今後の取り組みが示されました。
不祥事を防ぐための先進的な取り組み事例をすべての公立校に周知していくほか、県の教員育成指標に不祥事防止を明確に位置付け、過去の事例を自分ごととして捉える演習を加えるなど、教員研修のプログラムを強化していくということです。そのうえで長岡教育長は出席した校長などに対し、今回示した不祥事防止の取り組みについてすべての教員と共有するよう指示しました。
また県教委は今年度をめどに、不祥事を起こした際に考えられる自身や家族・児童・生徒への具体的な影響を示したリーフレットを新たに作成するということです。
最終更新日:2025年1月24日 18:38