来年春に始まる、やなせたかしさん夫婦をモデルにしたドラマの放送にあわせ、高知県の南国市はやなせさんが少年期を過ごしたまちとしてPRしようと、新しいロゴを発表しました。

7月23日に発表された南国市のロゴは、やなせさんが少年期を過ごした南国市の伯父の家にあったライオンの石像・やなせライオンをモデルにしたもので、やなせスタジオにデザインを依頼しました。
石像は、現在やなせさんが通った南国市の後免野田小学校にあり、やなせさんは「この優しい顔をしたライオンが自分の原点」「アンパンマンの生みの親の親」と語っています。

マークとあわせて発表されたキャッチフレーズは「やなせたかしが育ったまち なんこく」。全国から寄せられた438件の応募の中から選ばれたもので、このキャッチフレーズとやなせライオンを南国市の地域おこし協力隊員が組み合わせてデザインしました。

南国市では、新しいロゴが書かれたのぼりを市内の商店街や観光施設に立てるほか、広報誌やウェブサイトに掲載するなど広くPRしていくということです。