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暑い夏を乗り切るのにピッタリ!高知県産の青梅を使った注目の逸品『梅の黒煮』【高知】

2024年7月12日 11:43
暑い夏を乗り切るのにピッタリ!高知県産の青梅を使った注目の逸品『梅の黒煮』【高知】
高知県産の青梅を、砂糖と黒くなるまで煮詰めた知る人ぞ知る逸品「梅の黒煮」が全国で人気を集めています。
暑い夏を乗り切るのにピッタリな注目の逸品です。

香南市野市町のmarumi商店代表・山口路子さんが手がける、夏にピッタリの逸品が「梅の黒煮」。
使うのは県産の青梅と砂糖で、煮詰めるだけのシンプルな逸品です。夏バテ防止や血流改善の効果があるとされる成分を豊富に含んでいます

暑い夏の時期におすすめなのが、煮汁を水で割って飲む方法です。

山口さんが梅の黒煮を作り始めたのは15年前からです。体にいい食品を届けたいという思いから2年前にmarumi商店を立ち上げました。「自然の恵みを食卓へ」をコンセプトに梅の黒煮のほか、お茶や味噌など県産にこだわった商品を手作りで生産しています。

黒煮で使う青梅は、山口さんの母・寿子さんが香南市の自宅近くの果樹園で栽培したものを使用していて、寿子さんの自宅を加工場に改装し1つ1つ手作りで生産しています。

使っている砂糖もこだわっていて、鹿児島県の種子島のサトウキビで作られたものです。

すべて手作りのため大量生産はできないものの、味と品質が評判を呼び県外から大きな注目を集めています。2023年に発売から一年を迎え、東京にある高知県のアンテナショップ・まるごと高知で販売開始となりました。

さらに2024年から兵庫県芦屋市や東京の六本木に店舗を構えるセレクトショップでの販売も決定。ホームページにはおすすめ商品としてトップページに掲載されるほどの注目を集めています。

また、まるごと高知では、東京にいる山口さんの長女で大学院の2年生・凛子さんがアルバイトをしていて、「梅の黒煮」を販売する際は店頭に立つということです。

母・寿子さんが作った青梅を使い山口さんが加工を担当。できた商品を長女・凛子さんが販売。生産・加工・販売を親子3代で手がける「梅の黒煮」。山口さんがみんなに届けたいと作った商品は家族の絆も育んでいます。

香南市野市町の手作りの味「梅の黒煮」は、高知市の土産物店てんこすや産直市とさのさとなどでも販売されています。厳しい暑さが続く今年は、特に夏を乗り切る強い味方になりそうです。
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