台風10号に備えて、高知県庁では8月30日の午後、2回目となる災害対策本部会議が開かれました。

■濵田知事
「明日の午前中にかけて本県でも線状降水帯の発生そして大雨災害の発生するという危険性が高まる可能性があるということです。」

台風10号の接近に伴い県は29日に引き続き幹部職員を集めて災害対策本部会議を開き、被害状況などを共有しました。

高知県内では住居への浸水被害は確認されていませんが、断続的に降り続いた雨の影響で土砂崩れや倒木などが発生し、宿毛市や津野町など複数か所で通行止めが発生しています。

こうした被害状況を受けて濵田知事は引き続き防災対応に尽くすよう指示を出していました。

■濵田知事
「今後も台風情報には十分注意してもらい、河川の増水や氾濫低い土地の浸水・土砂災害・高波への警戒をお願いします。」

また、濵田知事は県民に対しても、引き続き気を抜かず警戒を続けてほしいと呼びかけています。