高知県土佐市のホテルレストランのシェフが、国内でトップクラスのイタリアンを選ぶコンテストで「ヤングシェフ賞」に選ばれ、2月25日濵田知事に受賞を報告しました。

濵田知事を表敬訪問したのは、土佐市のホテルヴィラサントリーニのレストラン「ローグ」のシェフ・北村友和さんです。北村さんは国内トップクラスのイタリアンレストラン100店が参加するコンテストで、40歳以下の最も優秀なシェフに贈られる「ヤングシェフ賞」を受賞したものです。審査は去年11月の1か月間、「発酵の可能性」をテーマに各シェフがオリジナルの一皿を各店舗で提供。北村さんは県産の塩でトマトを発酵させ、シロアマダイの出汁とあわせた「始まりの一皿～沁み渡る発酵～」という魚料理を考案し、イタリアンと県産食材の豊かさを融合させた点が高く評価されました。

■北村友和シェフ
「高知を代表してこうやって賞を獲らせてもらったことは、すごく光栄でありうれしく思う。高知の食材の美味しさを全面に感じてもらえるレストランにしていきたい」

レストラン「ローグ」はディナーは3日前、ランチは2日前までの予約制で、北村さんはこれからも県産食材の可能性を引き出したいと決意を新たにしていました。