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「演劇から学ぶ防災」倉敷市真備町でワークショップ

2024年8月1日 18:56
「演劇から学ぶ防災」倉敷市真備町でワークショップ

 災害から命を守るコミュニケーション。これを演劇を通して学ぶワークショップが、6年前の西日本豪雨の被災地、倉敷市真備町で始まりました。

 認知症の高齢者と介護職員になりきり、会話を交わすワークショップ。西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の住民など20人が参加しました。2018年7月の水害で甚大な被害を受けた真備町。「避難所で迷惑をかけられない」と浸水した自宅にとどまった高齢者も多く、復興が進む今も重い教訓となっています。

 ワークショップのテーマは「老い」と「防災」。参加者は演劇を通じて「説得」ではなく、「共感」するコミュニケーションが、防災面でも必要な事を学びます。ワークショップは22日と9月15日にも予定されていて、誰でも参加出来るということです。

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